みそいれにしやす

面白いと思った漫画のあらすじ、感想、考察などを書いてます。ネタバレが嫌な人は注意して下さい。

彼岸島

【彼岸島48日後…】145話「雅の息子」やってきた!一駅歩いてやってきた!!

投稿日:

要塞化した東京に進入するために地下から入り、地下鉄の駅までたどり着いた明達。そこに生き残った人間達がいて、「アマルガムを集めて殺し合いをさせて生き残った5人を『雅の息子』と言われる存在がいる」ことを知った。

スポンサードリンク

あらすじ

駅に居た人間達は他の駅から食料をもらっていたが、雅の息子が隣の駅に現れて食料難になっていた。

隣の駅からなんとか逃げてきた人間から雅の息子の情報を聞いていたのだったが、その人間は大怪我を負っていた。

雅の息子は隣の駅の人間を保存食として喰っていた…

それを聞いた明だったが隣の駅に向かうことに揺るがなかった。

駅に一晩泊まるため、布団にはいった明達だったが、突然悲鳴が聞こえてくる。

何かが歩いて駅に近づいてくる音が聞こえてくる。

明の前に現れたのは鳥の顔をもった化け物だった。

化け物「宮本明…」

勝次「話す… アマルガムだ…」

明「コイツが雅の息子…」

感想

あったよ!焚き火にする薪が!!
でかした!

こいつら、焚き火してるけど…
明
どこから燃やすものを持ってきたんだ? 布団は人間から奪ったのか? それとも大勢が餓死しちまったから余っちまってるのか?
この駅の人間達はもっと先の駅から食料を貰っていた。つまり燃やすものも一緒に貰ってたのか? 食料の入れ物も燃やしたり出来るからなァ。なるほど考えちょる。

前話で「この駅にいる人間達は、偶然来た明達を襲って食料を奪うなんて効率悪すぎて餓死しちまうんじゃねェのか?」と思ってたら他の駅から食料を貰っていて、最近隣の駅に雅の息子が現れたから食料が途絶えたってだけだったのか。なるほど考えちょる。この漫画、設定バッチリじゃねェか!

さすがは松本光司先生ェ
俺が認めた男よ

へ? でもここは地下鉄駅内なんだから真っ暗じゃねェのか?
明達
正座させてるとこでは誰もライトを持ってねェ! こいつら、暗闇でも目が効くようになっちまったのかァ? 適当だ!この漫画は適当だ!!

さすがは彼岸島
俺が認めた漫画よ

俺は宮本明には弱ェんだよ!!

明が言ったことを復唱する鮫島。
鮫島 明
まるで明の舎弟じゃねェか! 情けねェ… まぁ明はあんなでけェ金剛を倒しちまうから、こうなっちまうのも仕方ねェのか?

雅の息子の話を聞いた鮫島「聞いてて初めて怖くなった」ってお前は金剛の話を聞いた時もびびってたじゃねェか!
鮫島 吉川
吉川から勇気を貰わなければ逃げてたかもしれねェのに… ハ!吉川から勇気を貰ったことで弟を助ける決意を固めた鮫島だったから、金剛戦でガレキが落ちてくる中で身を挺して吉川を守ったってワケか。なるほど考えちょる。

コイツが鮫島の弟
見ての通り
兄と同じく勇気が無い奴だ

鮫島が勇気を出して助け出した弟の精二は、寝る時もホッケーマスクつけてるのかよ!

寝顔を見られるのは恥ずかしいのかァ? こいつも勇気を貰わなければマスクも取れねェのか? でも旅館にいた女神みてェな女にアンチエイジングしてもらって勇気を貰ったはずなんだが…
精二 勇気
で、その後、食事中にマスクをずらして食っている様子が描かれる。
精二 マスクとれた
もしかして食べる時にマスクを外すこと分の勇気しかもらえなかったっていう事かァ? なるほど小学生からクソホッケーと呼ばれるワケだ。

先生ェはちゃんと考えておるのか
彼岸島の話を

前話で突然雅の息子が出てきて「これから雅の息子と戦うためにその前フリで邪鬼と戦ったり…とか引き伸ばしをするんじゃねェのか?」と思ったら…逆にすぐに出てきやがった!

このアマルガム
さっさと出てきて超助かる!!

引き伸ばしのために出てきたキャラだと思ったら、すぐに登場させるなんて先生ェは読者思いだなァ。

アマルガムってことは異形の姿だけでなく、何かの能力を持っているはずだが、コイツは何の能力なんだァ? 隣の駅の人間が「目が闇の底を覗いているような絶望が…」と言っていたが、まりこ様みてェな幻覚を見せてくるような能力なんだろうか?

さっき、地下鉄は暗ェはずなのに明は目が見えるのかァ?と書いたが、「やめんか。それには訳があるんじゃ」という感じで、これには伏線が隠れてるんじゃねェのか? 駅の中は暗闇で鳥みてェな雅の息子は鳥目で「暗闇では何も見えねェ!」という伏線になっていて…
雅の息子
へ? 普通に階段登って歩いて来やがった! ひいいいいい 一瞬でも伏線と思った俺がバカみてェじゃねか…

先生ェ「伏線!!
この物語に奥行きを出すには伏線がいるのか!!」

それにしても雅の息子のハシューハシューってのは、上に載せた精二のセリフと被ってるじゃねェか! 雅の息子という強敵なのに精二と同じ呼吸音なんて…

なるほどこの漫画は全然考えていない…

型破リノ異形ノ漫画、現ル。

スポンサードリンク スポンサードリンク

-彼岸島
-,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

凸様

【彼岸島48日後…】301話「棍棒」凸様の オデコの便利さ 半端ねェ!!

明達は血の楽園の特別区にいる豹丸と拷問野郎を倒すべく、特別区に繋がる門まで辿り着いた。そこには2体のアマルガム凸様と凹様、そして大量の吸血鬼達が門を守っていた。明が正面から仕掛け、鮫島達はサイドから銃 …

妙子 姑獲鳥

【彼岸島48日後…】150話「足音」足音を立てねェ明が外道な作戦を立てても通用しねェとは… なんたる皮肉…

要塞化した東京に入るべく、地下を進む明達。 途中、邪鬼の妙子に遭遇したが、なんとか逃げ延びた。 しかし地下鉄の駅で雅の息子が襲撃してきて、明と戦闘を開始する。 圧される明。 激しい戦いで、戦いの場は妙 …

最期の言葉

【彼岸島48日後…】342話「狂乱のパーティー」なんだいなんだい あの人間の女 俺 今日 助からねェと思ってたんだよ

ユカポンが吸血鬼に捕まり、歌舞伎町で働かさせられていた。歌舞伎町の客人として拷問野郎がやってきて、ユカポンを見つけて襲いかかってきた。しかし親しくなった小春と共に抵抗して、拷問野郎を返り討ちにした。拷 …

SASUKE

【彼岸島48日後…】326話「安全な場所」コイツが鮫島 このパーティでの唯一の経験者 見ての通り 扱いが上手い奴だ

明は血の楽園のボス・豹丸を倒した。が、直後に国連軍のミサイルが無数に飛来して血の楽園を爆撃。瓦礫の山にしてしまった。豹丸に喰われてしまった北沢徹が意思を取り戻して盾になることで、明達はなんとかミサイル …

回転

【彼岸島48日後…】413話「人の幸せ」この漫画は 誰もが幸せになる理想郷として完成している お前たちのような頭の固い奴が意地になってツッコミをするだけだ

吸血鬼の賭博場・竹馬街に来た明達。しかし明達は散り散りになってしまった。明と小春は3つ目の派閥・白髪族の縄張りで、明の母親を見つけたが吸血鬼になり、白髪族のボス・太陽様の虜になってしまっていた。動揺す …